子供にナマハゲを見せたいのですが?

ご存知の様に、大晦日のなまはげは地元の民家を回る正真正銘の伝統行事じゃから観光客の方がご体験する事は不可能じゃろう。
ちなみにホテルにも来るようじゃが、ロビーまでのようじゃよ。全部屋に回っていたらナマハゲさんが倒れてしまうからのう(笑)

2月のなまはげ柴灯祭りもナマハゲはいるんじゃが、お子さんをビビらせる(!?)のにはちょっと難しいかもしれん。

それよりは、なまはげ館の隣にある「男鹿真山伝承館」のなまはげ再現をご覧になるのが良いのではないかな。毎日やってるぞい。
基本的には、演者(家の人を演じる人)とナマハゲの問答となるんじゃが目の前で見ているお客さんの方にもナマハゲは寄ってくるんじゃ。
お子さんがいる時はお子さんにも声をかけてくれるしの(確実に全員にという事ではないが)。
ワシもビビッたくらいじゃから、迫力は間違いなしじゃ...

余談じゃが、お子さんがナマハゲに迫られた時、親御さん(本来お父さん)はナマハゲから子供を守る役目をしなければなりませんぞ。
カンタンに言うと「親が責任を持っていい子にさせるから、連れて行くのは勘弁してくれ」といったニュアンスで地元民にしてみれば、子供のしつけというよりは、親子の絆を強くする(親が子を守る事を子供の目の前でナマハゲに約束する)のが本来的な意味合いなのじゃよ。

そういう本来的なナマハゲを体験してもらえる様にと、去年からなまはげが育む親子の絆[子育てなまはげ宿泊ツアー]という企画も実施されておる。
残念ながら今年の日程等はまだ未定じゃが、決まり次第男鹿なびでもご案内させていただきますので、よろしければご参加くだされ。

回答日 : 2007年5月24日 15:15｜カテゴリ : 歴史・文化